黎明録沖田ルートクリアしました~
思いっきりのネタバレですので、見たい方はクリックでどうぞ。
めちゃくちゃ長いので覚悟してクダサイ。

黎明録、遂に(←や、本当に)沖田ルートクリアしましたー!!
最初にクリアしたのは彼ですが、最初に全般的の率直な感想を。
正直買った時は龍ちゃんのポジション的な所とか、乙女ゲーっていう枠じゃないとかで
黎明録にどれほどの萌えがあるのかというのでかなり勘ぐっておったのですが。。。
いや、いいですね黎明録・・・!!
新鮮さは無いけど、随想録とはまた違って、史実から少し外れて、人間関係の絡み合いとかそれぞれのキャラの想いとか葛藤とか。龍ちゃんを通してそれぞれの志が見れておもしろいです。この時代、おなごにはこんな事あんま言わんでしょうしなぁ。
その辺中心に掘り下げてる内容になってて一人でもでもかなりお腹いっぱい。
全員受け止める器が私の中であるのかが不安になるぐらいのキャパで
私的にはすごく楽しんでプレイしています。・・・まだこの時点で2人目攻略中ですけどね。
全員クリアしたらどうなるんだろうな。またウダウダ書くかもね。龍ちゃんの事とかさ。

全員のレポ書いてみたい所なんやけど、文章力がなさすぎるのでどこまで書けるかも分かりませんが・・・

まずは沖田ルート。まずは一言。
めちゃめちゃ泣けました。

浪士組に入ったばかりの総司ですが、とにかく近藤さんの為に剣を振いたい、
近藤さんの役に立ちたいっていう気持ちばかりが先行してる感じで、最初からとにかく見ていて危なっかしいです。

その危なっかしさで何回か問題を起こすんですな。
最初の殿内さんの事件では、勝手な判断をして殺した総司が、土方さんに「ここを出ていけ」といわれちゃうんやけど、ものすごい剣幕で反抗するわけですよ。ホント泣きそうな声で。ここでないと生きてく意味が無い的な。
龍ちゃんとの会話で「誰からも必要とされなくなるのがいちばんつらい」って言うんですよ。切ない・・・
この辺りから、総司が龍ちゃんに少しずつ親身になってくれた^^

で、その次の力士との乱闘事件。
力士を喜々として斬りまくる総司に近藤さんがめちゃめちゃ怒った。斬りまくる総司も怖かったけど、本気で怒ってる近藤さんのものすごい怖い事。大川さんすごい・・・。
総司もビックリして凹んでしまう。「ごめんなさい」って謝る総司にもうホントいろいろヤバイヤバイ感が。
さらに「腹を斬る」まで言いだしちゃう。「それで済む問題ではない」いわれるけど、総司には分からないんですよね。もう危なっかしいったら。。。

壬生寺でずっと練習してた総司が龍ちゃんにこの剣は自分が生きるために、近藤さんのために磨いたとか、自分は人を斬ることしかできない、とか話してくれます。
あと凄く印象的やったのが、土方さんをすごく誉めちぎりるんですよ総司が。
土方さんは何でも出来て近藤さんをあんなに喜ばすことができる。本当は自分もそうなりたいって気持ちがあるけど、でもできない。
土方さんは本当に凄いって。誉めながらも悔しい感のほうが先行してる感じ。もう切なすぎるじゃないですか。

で、なんでここまで近藤さんを・・・と龍ちゃんは思う訳ですが、ここで近藤さんから教えてもらう総司の少年時代の話。
ここで、近藤さんの存在が総司にとってどんだけ大切なのかっていうのが分かるんやけど、これはね・・・本当泣けました。
近藤さん視点と総司視点とあるんですが、もうね。。。辛いです。近藤さんの気持ちがひしひし伝わってきます。で、総司はあの歳でとんでもなくひねくれとります。本当近藤さんは優しい人ですね。そして反しての幼い総司の気持ち。そんな自分なのにこの人だけが分かってくれた。人を信じる事を教えてくれた。
龍ちゃんもこれで総司の中で近藤さんがどんだけ大切な存在なのかが分かるんですよね。

近藤さんが総司に【人】を斬る事の、命の重さを分かってもらいたい的な事を言います。

でも龍ちゃんは、自分も総司と似たような境遇で育った総司にそれが分かるのかと疑問に持ちます。龍ちゃん聡いです。これも似た者同士やからって事なんですかね。そういう箇所がところどころありました。

そして最後の章でやっと総司の本心が。

近藤さんと久々に稽古をつけてもらう総司。そこで、近藤さんから直接に言われるんですよね。
セリフ抜粋↓
「いつも高い志を持って、刀を振るうことの意味を考えて、考えて・・・・
今のまま、曇りのないままで進んで行って欲しいんだ。
そうすればおまえは、素晴らしい剣客になれるはずだからな」

総司はそれにはいと答えるけど・・・
自分は生きるか死ぬかの子供時代を送ってきたから、近藤さんみたいな考えはできないっていうのを総司自身もよく分かってて。多分きれい事みたいに捉えてしまうんでしょうね。

心がきれいじゃないから、近藤さんみたいには頑張ってもなれない。と、
これからもずっと自分は近藤さんを騙しながら生きるんだと、

総司が涙するんですよ・・・!!!!!!
もう泣きじゃくりました私。辛すぎるだろーーーー!!!

で、龍ちゃんに似てるけど自分とは大きな違いがあるっていいます。大切な人がいる事。
近藤さんがいたから自分はこういう生き方しか出来ない。だから似てるけど自分とは正反対だと龍ちゃんに言います。

なんかも、なんていうんですか・・・本当にいいのかって感じで。
鴨さんとのくだりももう、「邪魔だよね。」っていう言葉が鴨さん以外にも龍ちゃんにも総司自身にも向けられている気がして。
この時点でも危うい感満載です。

近藤さん、土方さんとの総司に対する気持ちの絡み合いも良かったです。
山南さんがいうように2人は総司に近すぎるから総司をどう使うのがいいのかが見えてない。
だから自分が、と総司に「新選組の剣」になれと言ったのは辛辣でした。
でもその言葉に近藤さんに対して自分しかできない事はこれなんだというのがはっきりするんですよね。悲しいですけど。絶対にあの2人だと言えないですもんねこんな事。
龍ちゃん以上によくわかってたのが山南さんでしたねさすが。汚れ役買いすぎ;;

で、鴨さん暗殺の時にお互い似た者同士だけど大切な人がまだいない龍ちゃんに、自分がもしこうだったらどうなるんだろうと、
生きたいとすがる龍ちゃんを殺そうと見せかけて川に突き落として逃がします。

うーん、龍ちゃんとちょっとした友情的なものはあったんやろうが、さすが総司ですな。本当に龍ちゃん相手に斬りかかるわ、突き落としたり、やることドSです。

なんとか助かった龍ちゃんは自分も沖田みたくなるのだろうかと恐れ、刀を捨ててその日その日食いつなぎながら暮らします。
で、また生き倒れたのを助けてくれたのがなんと沖田夫婦!!!
これにはびっくりしました!!!

「僕のお嫁さん、可愛いでしょ」
かー!!まさかあの総司からこんな言葉が聞けるたぁ!!
めちゃくちゃイチャこきますこの夫婦www

龍ちゃんは以前の総司からは想像つかないとビックリするけど、近藤さん以外に大切な人が出来て平和に暮らしてるのを見て安心し、こんな自分は関わっちゃいかんと早々に家を出ます。
結局小鈴ちゃんは出てこないんですね。幸せになってほしいなー龍ちゃんも。他のルートで期待しよう。

千鶴と一緒の布団に寝る総司ですけど、最後にこんな事をいいます。

セリフ抜粋↓
「千鶴・・・僕が居なくなっても君が残るんだね」
「君を抱きしめる腕が無くなっても、君に口づける唇が無くなっても、肌のぬくもりが消えうせても、僕は、ずっと千鶴の側にいるよ。僕は、永遠に千鶴を愛し続ける」

千鶴はこれからどうあって生きていきたいと言ってるのにその返しでこのセリフ。千鶴を幸せにしてあげてさぁ!!
あかん、切ない、重たい。羅刹で命削ったとか関係なく。私は何があっても生き抜いてほしいって思ったですよ。命が残りわずかなのは事実なんでしょうけど。。。
最期にどてかい切ない爆弾を落としてくれた総司。あかん、辛すぎます。

1人でこの重さ。良いよ黎明録。
さ、今度は左之さんやりますよーーー!!本命!!!
総司の後だし余計に甘いの期待します!!

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